秋そばの観察日記
秋そばの栽培日記編

10月4日〜10月10日の日記


10月4日(

後発組にがつきました。ヒョロヒョロでやっと1つだけ伸びた花房だったのでほとんど諦めていたのですが、見事に実がついてくれました。先発組に囲まれて花が目立たないのに、虫さんはしっかり見つけていたようです。のぞき込むようにして青虫の被害が出ていないかみていたのですが、みつけたのはそばの実でした。
ん〜、ラッキーです!!

10月5日(月)

茎の根元(土から上5センチぐらい)に根っこが生えています。前回の栽培の時も生えていたのですが、今回は生えている本数も少なくて、細く短いです。形はともあれ、なんでこんなのが生えてくるのか不思議です。よくジャングルなどに生えている巨木に気根(これでよかったかな?間違っていたらごめんなさい!)が生えているのはテレビなどで見たことはあるのですが、そばに気根が生えるなんて・・・
で栽培されているそばにも生えてるのだろうか?

10月6日(火)

ショックです!!
朝そばの様子を見にいくと、たくさん実がついている株が折れていました。風が強かったわけでもなく、雨もそうたいした降りでなかったのになぜだ、としばし呆然として折れたそばを見ていると、隣との間にある柵から大粒の雫がポタリ・・・。
これだぁ!こんなところに敵がいるとは思ってもみませんでした。
幸いポッキリとは折れてなく、かろうじてつながって隣の株に支えられているので、既についた実だけでも黒く熟してくれるといいのだが・・・
またお祈りだ・・・

10月7日(水)

写真は一番先についた花房です。ちょうどこの花房が満開になるころは天気がよく、虫もたくさん来ていました。結果はごらんのとおり実がたくさんつきました。ほかの株もこれと同じように、一番先の花房には実がたくさんついています。
これでだいぶ挽回できたんじゃぁないかな?!
お祈りが通じたぞー!!
10/7.jpg

10月8日(木)

すべての株の花がほぼ咲き終わりました。もう残り少ないのがわかるのか、今開いている花にたくさんの虫が集まってきています。これなら残った花も受粉してくれると思います。
最後になって押し寄せてこないで、初めのほうに来てくれればよかったのに・・・
こればっかりは思うようにはならないんだよなぁ

10月9日(金)

前回の栽培と比べて、違うところだらけです。前回はいつになったら蕾が出てこなくなるんだろうと思うぐらい次々とわき芽から蕾が出てきましたが、今回はある程度出てくるとぱったりと止まってしまいました。
また、見た感じも前回は刈り取るまで生き生きとしていたのですが、今回は遡上してくるサケのように収穫が近づくにつれ、だんだん姿がボロボロになってきているように感じます。収穫時期がわかりやすそうですが、なんとも情けない姿が物悲しさを漂わせます。
こんなふうに感じるなんてやっぱりだからだろうか・・・
10/9.jpg

10月10日(

黒く色づいたそばの実が多くなってきました。一番最後に咲き始めた花房に付いたそばの実も、うっすらと茶色くなったものが見られるようになってきています。
また、虫がたくさん来ているのですが、開いた花が少なくて、止まれずにいます。やっと見つけて止まると他の虫といっしょになり驚いてまた飛び立ちます。見ていると面白くて時間を忘れて眺めてしまいました。
危なく朝の仕込みが間に合わなくなるところだった・・・

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