そばの観察日記
「夏そばの栽培時期に秋そばを」編

7月5日〜7月11日の日記


7月5日(

とても大きく育った株は、まだ色づいているそばの実が少ないのですが、あまり大きくならなかった株は画像のように、先のほうの実まですっかり黒くなっています。咲き始めたのはあまり伸びなかった株の方が遅かったのに不思議です。
梅雨が明ける前の涼しいうちに刈り取れると思っていたのですが、ここのところの暑さがどういうふうにそばの実に影響するか心配です。
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7月6日(月)

まだ青い実がたくさんついているのに、折れて枯れてしまっている枝があったので取り除きました。5、6個付いていた黒いそばの実を大事に獲ってしまった後に、青い実をつまんで潰してみました。ちゃんと中身が詰まっているのかな〜、などと思っていたら、白い中身が出てきました。
つぶす前とほぼ同じ大きさでびっくり!
とても中身が気になっていたのですが、ホッと一安心です。

7月7日(火)

1番先に咲いた花も終わり、うまく受粉した花は実が膨らんできています。後は実が黒くなるのを待つだけだ〜
などと思っていたらわき芽がたくさん出てきて、花がまた咲き始めました。
いったい何時、どのような状態になったら収穫すれば良いんだろう?
最後にきてまた判らない事が出てきてしまった・・・

7月8日(水)

実の付き方を見てると面白いことに気がつきました。どの株も実が付いている間隔がほぼ同じなんです。 晴れた日に咲いた花は、虫がたくさんやって来るので受粉するのですが、雨の日に咲いた花は虫がほとんど来ないので受粉しないのが、これを見るととってもよくわかります。ほかにも原因はあると思いますが、天気に左右されやすいことは確かなようです。
秋そばを育てるときは、開花の頃に晴れの日が続くといいんだけどな〜
エルニーニョも終息に向かってるらしいから異常気象避けられそうだけど・・・

7月9日(木)

きょう、そばに水をあげた時に、そばの実が黒くなったせいなのか、こんなに実が付いてるんだ〜、などと今ごろになって、あらためて思ってしまいました。
実が膨らみ始めたときは、角張った部分が緑色で、面になっているところが白いんです。花が咲いている中に混じっているので、『あっ、ここにも』なんて感じで見つけるため、ざっと大まかに見ただけでは、どのくらい実が付いているか良く分からなかったからだと思います。
あまり実が付かないという事だったのに何でだろう?
梅雨寒が続いたからかな〜
7/9.jpg

7月10日(金)

やっと1番先に付いたそばの実が色づきはじめました。まだまだわき芽から蕾が出てきてますが、このまま待っていると何時までも収穫できそうも無い雰囲気です。このそばの実が真っ黒になったら収穫しようと思ってます。夏そばの栽培日数が、大体70日から80日ぐらいだという事なので、収穫する頃にはちょうどそのぐらいになるんじゃないかな〜

7月11日(

昨日の夜から雨が降りだし、雨足も結構強かったので、今朝は様子を見にも行かず水やりをしませんでした。ところが昼の仕事が落ち着いたところで見に行ってみると、ヘロへロにしおれていてびっくり!慌てて水をあげました。
収穫まであと僅かとなり、ちょっと気が緩んでしまったようです。最後に来て、枯らしてしまっては泣くに泣けません。
気を引き締めてがんばらねば・・・

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