そばの観察日記
「夏そばの栽培時期に秋そばを」編

6月21日〜6月27日の日記


6月21日(

ずいぶんと大きくなりました。
気がつけば背丈が、腰の辺りまであります。
よく見ると、そばの実も思っていたよりたくさんついています。ひとつの花房に多いもので15〜20個、少ないものだと10個前後花がついているのですが、実が5〜6個もついている株があります。
後は実に中身がしっかり入ってくれるかどうかが問題だ・・・

6月22日(月)

今日は朝から雨です。かなり強く降っていたので、また、そばが折れはしないかと心配しましたが、大丈夫でした。
また雨なのにアリが花の中に頭・・・と言うより身体全部を潜り込ませていました。
アリでも受粉してもらえるのだろうか・・・?

6月23日(火)

まじまじと見ると、ほんとに大きくなったもんです。種を蒔いたときには、こんなに立派に育つとは思いませんでした。花もたくさん咲いたし、実も結構なっているし、初めてにしてはいい線いっていると思いませんか?
な〜んて、自分が思ってるだけだったりして・・・
6/23.jpg

6月24日(水)

今日は虫もたくさん来ていました。蜂が何種類かとアリに蝿までいました。
花穂の根元にはそばの実がなっているのに、先のほうは、まだまだ蕾がたくさんあります。次から次へと花が咲いています。そろそろ実が色づき始めても良いんじゃないかと思うのですが、まだ見られません。赤から次第に黒くなるそうなんですが、楽しみです。

6月25日(木)

もう伸びないだろうと思っていたのですが、まだ伸びつづけています。腰の辺りまでだったのが、もうみぞおちの辺まできています。そばがこんなに大きくなるものだとは思ってもみませんでした。
倒伏防止の紐をもう一段高いところに張らないと、また折れる株が出てきそうです。

6月26日(金)

あんまり風が強いので、また折れているのでは、などと思いながら見に行ってみるとそんなことはありませんでした。ただ、水が切れていてぐったりしていたので、すぐに水をやりました。その後あんまり株と株が絡み合っているのでほぐしていたら『ポキッ』という音が・・・
やってもうた・・・
しかも5本の指に入る立派な株を折ってしまったのです。
しばし呆然。
しかし、あることを思いつき家の中へ走りました。あることとは、ストローをギブス代わりにしてみたらどうだろう、というアイデアです。
ストローを適当な長さに切って、縦に割り、それを折れたところにはめてテープで止めました。これがなかなか具合がよくばっちり!
うまくいきました。
6/26.jpg

6月27日(

昨日つけたギブスの具合はよさそうです。しおれる様子も無くピンとしています。
それは良しとして、驚いたことがあります。前に折れてほおっておいた株があるのですが、なんと折れたところから根が出ていました。そばの雑草のような強さにびっくりです。確かにそばが属するタデ科には、雑草といわれている物が多く属しているそうなんですが、そばがこんなに強いとは・・・
少し見習わなくては!

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